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韓国UTGDイベントレポート
韓国に行ってきました!
こんにちは!パーゴワークスのケニー(相田)です。
「男前キャンプ」ぶりです!今回は海外レポートをお届けします!
今回はなんと、韓国のトレイルランニングレース『UTGDスカイレース』に出店&出走してきました。韓国のトレラン文化や、現地の熱気をバッチリ体感してきたので、これから海外レースを検討している方や、RUSHシリーズの海を越えた冒険に興味のある方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
旅のはじまり
この旅のそもそもの発端は、昨年韓国のウルサンで行われた120kmのトレイルレースを走った時に、出会ったマンキさんの一言。
「僕たちが主催する、UTGDというスカイレースが楽しいからぜひおいでよ!」と言われたことに始まります。

昨年11月に走ったウルサンのトレイルレース

左から4人目がマンキさん(goodrunner店主)
マンキさんは、『goodrunner』という、ソウルに3店舗、釜山に1店舗を構えるランニングギア専門店の店主。韓国のトレイルランニングの震源地として、洗練されたギアセレクトと、熱いランナーを集めるコミュニティが魅力のショップです。ウルサンで韓国のトレランレースにハマった僕は、二つ返事でUTGDスカイレースに出走すること(&ブース出店すること)にしました!


UTGDスカイレースは、そんなgoodrunnerが毎年主催するスカイレースで、ソウルからのランナーを中心に、初心者からベテランまで総勢約2200名が集まります。今年は運炭古道(ウンタンゴドウ)というスキーリゾートで、42k、20k、12k、キッズレースまで4種のレースが開催され、曇天にもかかわらず、大いに盛り上がりました!
(イベントの様子は公式の動画からも観られます。)
1日目:早速トラブル?からの歓迎モードON!
成田から飛行機でビューンと仁川空港へ。今回で3回目の韓国ですが、機内食にやっぱりテンション爆上がり。(さっきランチ食べたのに…秒で完食)
仁川空港で荷物をピックアップしようとしたら、なにやら赤いタグと、けたたましい警告音付きでスーツケースが登場。

そこには「検査が必要」の文字…
え、俺、なにした?ハンドキャリーしたレンタル用のトレランパックがパンパンに詰まっていたため、密輸を疑われたのか?
念のため税関検査を求められました。結果、もちろん問題なくパス!無事に入国審査も通過して、goodrunnerが手配してくれた車で、会場へ出発!

しかも、まさかの高級車。
「これ、社長が乗るやつじゃ?」と心の声を押し殺しつつ、4時間の移動もワイワイ楽しく過ごしました。
夜は遅かったので、コンビニを物色して食料を調達。明日からの本番に向けて早めにおやすみなさい。


コンビニでもサムギョプサルセットが売っている!
2日目:雨天プランB発動、でも熱気はMAX!
朝。窓を開けたら……白っ!霧!雨!絶望的な視界!
ホテルの人は「いつもはキレイな山が見えるんですよ」って、うん、それは聞きたくなかったやつ…。

外でのブース出店は中止。でも、グッドランナーの「切り替え力」がすごい。
マンキさんの「プランBでいくでー!」の一言で即座に屋内に切り替え。デキる男がすぎます。


屋内ブースが完成すると、待ってましたとばかりにランナーが押し寄せてきました!まだ韓国では認知が浅いRUSHシリーズを猛アピール。「日本から来たんだよー!」と言うと、興味津々で足を止めてくれる方がたくさん。


午後からは12kmのミニレース。パーゴスタッフ西川が出走!……が、練習ゼロ!正真正銘のノーリハーサル本番。
「寒いー雨やー」とか言いながら、エイドにもしっかり寄って見事完走!終わったらめちゃくちゃ楽しそうで何より。ちなみに全身忍者スタイルなのは彼だけ。防寒対策はバッチリでした。
2日目の夜は、お待ちかねのサムギョプサル!焼いて包んでかぶりついて。韓国式のマナーも学びつつ、英気を養いました!

3日目:いよいよメインレース!
天気は晴れ!テンションも晴れ!いよいよ42kmと20kmの本番レースの日です!各ブランドが屋外にブースを並べ、朝から多くのランナーがパーゴブースにも訪問。

レンタル用のトレランパックは即・売り切れ!「気に入ったら買ってね〜!」と念押ししつつ、3日目も気合いを入れて接客。

通訳のスビンさんは、気づいたら製品知識までマスターしてて、いつの間にか販売員ばりに大活躍。スビンスマイルで3日間完璧なブースサポートをこなしてくれました。

そして会場のメインの電光掲示板に「RUSH」のロゴが出た時は、思わず目頭が…。「韓国にもRUSHを広めるぞ~」ってジーンとしました。
レース参戦:20kmカテゴリーにチャレンジ!
僕もこの20kmのレースにエントリーしてました。Bグループからスタートですが、スタッフ西川に煽られて、謎のプレッシャーで最前列へ(なぜ)。

スタートと同時に飛び出すも、先頭集団が速すぎて3分で冷静に離脱。
その後は自分のペースで淡々と進みます。追い越し時は「May I pass?」「Excuse me」や、韓国語で「죄송합니다(チェソンハムニダ)すみません」を連発。海外レースでは、避けてくれる前提、は事故のもと!ちゃんと声は大きめで自分の存在をランナーに知らせます。コースはテクニカルな岩場からザレた林道まで、バリエーション豊かで飽きない設計。絶景ポイントや炭鉱跡のモニュメントなど、見どころも満載で走っていて楽しいコースです。



サポーターの応援もあちこちにあって、テンションは自然と爆上がり!
ゴール直前、ロードに出たところですでに西川が待ち構えてる。「ブース放ったらかして、何してる!?」と一瞬思ったけど、「俺たちが日本からきたRUSHやで!!」的なテンションで一緒にラストスパート。
MCのマンキさんが叫ぶ!「ケンタさーん!RUSH!ジャパン!イルボンー!!」正直ちょっと泣きそうになった。

夜はグッドランナーのスタッフとの打ち上げへ!焼き肉を囲みながら、日本の東京マラソンやFUJIの話題で盛り上がり、最高の交流タイムでした。


韓国レース、めちゃアリです!
今回参加したUTGDスカイレースは、めちゃくちゃオススメの大会でした!
・ 運営がスムーズ
(天候次第で会場を臨機応変に変更したり、コース内容を変えたり、初めての海外レースでも安心。)
・ 応援がアツい (日本のレースと違い、競争というよりお祭り感が強く、一人でも友達と行っても楽しめる。)
・ 食事もうまい (お隣の国だけあって、日本人の舌に合う!辛いものばかりでないし、何より焼肉は何度食べても美味しい。)
・ コースが楽しい (日本のレースと違い、林道だけでなくザレ場や岩場もありバリエーションが豊富。国内レースに飽きている人におすすめ。)
・ 人が優しい (言葉が通じなくても大丈夫。ボディランゲージでも通じるし、困っていればすぐ助けてくれる。)
日本からもアクセスしやすく、韓国のトレランカルチャーにも触れられる貴重な体験。次は、あなたの番かもしれませんよ?
韓国でレース出走を検討するなら、goodrunnerで相談すれば間違いなしです!最後まで読んでいただき、감사합니다〜!(カムサハムニダ!)また次のフィールドでお会いしましょう!パーゴワークスの相田でした!