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究極の山旅クッカー
軽量コンパクトを追求したソロハイカー向けのチタンクッカー。
独自のシリコンキャップが自慢です。








軽量スリムなチタンクッカー

ソロハイキングに最適化
単体重量は68g、内径は8.8cmと非常に軽くてコンパクトなチタン製クッカーです。満水容量は500mlで、アルファ米180ml+コーヒー120mlなどソロハイクにぴったりのサイズです。

隙のないスタッキング
ガスカートリッジを逆さにして収納するというユニークなアイデアにより、圧倒的にスリムなデザインを可能にしました。110mlのガス缶と小型バーナーヘッドを一緒に収納できます。
独創的なシリコンキャップ

コンテナとしての可能性
携帯性を追求して生まれたシリコンキャップも大きな特徴。外れづらく密封性が高いため、ギアなどを入れるミニマルなコンテナとしての可能性を広げます。

しっかり閉まる安心感
独自設計のシリコン製キャップには二段式リブ構造を考案し、開閉のしやすさと密閉性の両立を実現。シリコンは耐熱性で食品対応です。

ハンドルをしっかり固定
ハンドルを閉じて上にスライドすることで、シリコンキャップの隙間に収まり、ロックできます。不意にハンドルが開くことがなく、収納時のガタツキを防げます。

このままバックパックに
スタッフバッグ無しでもバックパックにしまえるので、装備も準備もシンプルになります。(液体は漏れることがあります)

湯沸かし時には逆さまに
シリコンキャップは逆さにし、フタとして使用可能です。熱を逃しにくく、素早く安全に湯沸かしができます。

誰よりもスリム
一般的な丸型クッカーより一回り小さいため、他社製品へのスタッキングも可能。TRAILCUP300のプラカップ(別売)と組み合わせることもできます。
PRODUCT MOVIE
DESIGNER'S VOICE
まずこだわったのはサイズ感。ソロハイキングでのミニマルな食事といえばアルファ米などの携行食。これに食後のお茶やコーヒーを作っても合計400mlのお湯が沸かせればよい。クッカーとしては満水容量で500mlあれば事足りる。直径のイメージとしては1Lのナルゲンボトルくらい。それならバックパックのサイドポケットにも入る。収納力もしっかり確保したいから110サイズのガスカートリッジとバーナーヘッドを基準にして、しかもシンデレラフィットを目指したい!そして思いついたのが、ガスカートリッジを逆さまに収納するというアイデア。逆さにすることで缶のフランジ部分(直径90mm)ではなく本体部分(直径86.5mm)に内寸を合わせることができ、究極的に無駄のないスタッキングが可能になる!まさに逆転の発想です。
内径が決まれば深さもすぐに決まり、クッカーの基本設計が出来上がりました。
次に挑んだのが「フタ」。一般的なこのクラスのクッカーは軽量性を優先した薄型のフタがついていますが、それゆえに携行時には外れてカタカタ言うし、私は昔からフタにこそ新しいアイデアを注ぎたいと考えていました。そこでチャレンジしたのが、コンテナとして使えるような密閉性のあるフタでした。開発初期にはスクリュー型やロック機構付きなど、様々なタイプを検討しました。タッパーウエアに使われるPP製のフタも有力候補でしたが、湯沸かし時の耐熱性という課題をクリアできませんでした。そして最終的にたどり着いたのがシリコン製のキャップです。耐熱性も密閉性もあって、これはなかなか良いぞ!しかし‥密閉性と開閉のしやすさはトレードオフの関係。重量や強度もしかり。理想の形を求めて、何度もCAD図面の修正と3Dプリントのモデリングを繰り返して形状を決定しました。
その結果生まれたのが2段式のリブ構造。これにより密閉性と開閉のしやすさを両立でき、カートリッジ収納時にも機能してくれて、おまけにハンドルのホールドも兼ねるという画期的な「フタ」になったのです!
こんな風に生まれてきたTRAILPOT R500は独自のシリコンキャップがあることにより、単なる湯沸かし道具にとどまらず、コンテナとしての機能を持ち合わせました。
私は、ユーザーの皆さんがこの道具をどんなふうに使いこなしてくれるか本当に楽しみにしています!
さあパッキングして出かけよう。
Pack and Go !
2025/7/25 PAAGOWORKS 斎藤 徹
- サイズ
- チタンカップ:外径 92mm、内径88mm、高さ103mm、厚さ0.4mm/シリコンキャップ:外径98mm、高さ28mm
- 重量
- 68g(チタンカップ)、30g(シリコンキャップ)
- 主素材
- チタン(国産)、耐熱シリコン(中国製)
- 容量
- 満水容量500ml
- 付属品
- シリコンキャップ
- 注意
- ・キャップをしたまま加熱しないでください。破裂と火傷の原因になります。 ・使用後は水分と汚れをよく拭いてください。特にチタンカップとシリコンキャップの間に水分が残らないように注意してください。 ・加熱した直後はハンドルが熱くなるため、グローブや手拭いを使用するか少し冷ましてから持ってください。