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2022.05.29

伝説の第0回 PMM EVENT REPORT

開催3日前、
テツさん(社長)「スケさんさぁ、当日MC担当ね。」

スケ「はーい了解です…ってえぇぇっっっ?それふつう3日前に言いますっ!?」

無茶ぶりにもほどがある。

MCなんて学生時代に、たまたま頼まれた商店街の夏祭り以来だ。

本番前日は外に響く雨音と、緊張でまったく眠れず迎えた当日開会式。

やるしかない。先週出張で参加した愛知のトレラン大会MCをイメージして、そう、スケは大竹しのぶ的憑依型タイプ。楽しんでもらいたいという気持ちに嘘はない。それっ!!

「今日ここにいる皆さんは伝説の目撃者いや、当事者となりマァァすっ!!」

練習通り少しだけ低いトーン、しかし完全に裏返った語尾が会場に響きわたった…。

メンバー紹介:スケ

パーゴワークスのコミュニケーションマネジャー(イベント、賑やかし担当)。山よりもギアを愛しがちなトレイルランナー/ハイカー。気づけばトレランシューズは20足、靴下は30足、ザックは20個以上に到達。4月に出走した人生初の100マイルレースUTMFでは膝の怪我で泣く泣く60kで途中棄権。9月に行われる信越五岳トレイルランニングレース110㎞に向けて闘志を燃やしているアラフォースタッフ。


2022年5月21・22日の2日間、長野県某所にて、パーゴワークスのユーザー(ハイカー、キャンパー、ランナー)がクロスオーバーできる交流会かつ感謝祭として、第0回 PMMが行われました。

各ジャンルのゲスト12組24名を招いて、計4種目を実施(フォトロゲイニング、チャッカ&ゴー、オリエンテーリング、パック&ゴーホーム)。

身体使って頭使って温泉浸かって盛り上がった2日間を、MCのスケ視点でレポートします。

開会式後に雨が止んだ会場。集まったのはキャンパー、ハイカー、トレイルランナー、オリエンティア等様々。

第1種目 フォトロゲイニング ~止んだ雨、突っ込む選手~

100マイルや超長距離レースで活躍している近藤選手と若岡選手。製品開発にも協力してもらっている男前コンビだ。


第1種目は5時間以内にMAP上に設定されたチェックポイント(史跡・建造物・フラッグ)を回り、
指定のアングルで写真撮影した合計得点を競うフォトロゲ。

5月の長野はまだ肌寒かった。

競技説明中もみんなどこか所在なさげ。いったいぜんたい今回何のあつまりなの?レース?地図読みイベント?どこまで本気で取り組んだらいいんの?そもそも事前情報少なすぎるぞ温泉入れるなんて今聞いたぞと戸惑いの表情を見せる参加者以上に、運営の僕達も不安だった。なんせものづくりは本業で経験しているけども、イベントの主催・運営なんて初めての試みだったからだ。

真剣な眼差しで状況を見守るパーゴスタッフ。練りに練ったコンテンツに自信はあるが、上手くいくかまだ不安で仕方ない。

スタート合図と同時に、山側のポイント取るため急斜面のゲレンデを一気に直登するチーム。
逆に里側へ猛然と駆け下りていくチーム。

急斜面のゲレンデを駆け上がる2組と追うカメラマン。


各チームの作戦が垣間見える。

指定されたポイントは史跡も多数あり、指定のアングルで撮影。歴史好きにもなかなか好評だった。

みんなを送り出した後、自分もこの競技に参加。ペアは招待ゲストとして来てくれていた山下君。アウトドア全般嗜む本業はモデルのイケメン男子だ。見よ、この顔とスタイルの違いを。

信じられないだろ、同い年なんだぜ

初対面同士なのに、膝の怪我(靱帯)で意気投合しそれからずっとお互いの身の上話をしていた。

スケが怪我療養中で走れず、さらにナビゲーションで迷いまくり、MCとしてみんなを迎える為制限時間よりも少し早めに戻ろうとしていた。ゴール手前で戸塚夫妻に遭遇。お二人は静岡在住で毎朝早朝に里山走ったり、オリエンテーリングも嗜むとてもアクティブなご夫婦だ。昨年共通の知人を通して知りあい、今回のイベントにピッタリではないかと誘ったら二つ返事で参加してくれた。ちゃんと会うのは先月のUTMF以来2回目だが、なんだか昔から知っているような仲に感じるのは、同じ趣味やアクティビティを共有しているからだろう。

戸塚夫妻と山下君とスケのゴールシーン。終始歩いたがゴール前だけはサライを歌いながら手を繋ぎ走った。

笑いながら
さわやかに
へとへとで
帰ってくるみんなの表情は様々。

山猿さんはるちゃんご夫婦。それぞれインスタフォロワー山猿さんは5000、はるちゃんは10,000越えの超有名トレイルランナー。

ゴール後、ここのポイントが取れた。見つからなかったと。初対面の選手間で自然と交流が始まっているのが嬉しかった。イベントのコンセプトでもある、
「アクティビティの垣根を超えてアウトドアを楽しむ場」
が既に始まっているように思えたからだ。
全員ゴール後、次の競技までの小一時間で選手たちは温泉入ったりテント立てたりとチルタイム。この後バチバチの展開になるとも知らず。

第2種目 チャッカ&ゴー ~加熱して過熱する会場~


ファイアースターターを用い、ティッシュと薪を使って500mlの水を沸かすまでの時間を競う競技。

冒頭に、スタッフ・サクライによる焚き付けのデモンストレーションを実施。普段焚火をしたことがない選手が大半だったのと、彼の慣れた手つきに吸い寄せられるように仕草を観察する選手達。(焚火台を持参した参加者以外は、ニンジャファイアースタンドソロを使用してもらった。)

火花で火を起こす作業は参加メンバーのほとんどが初めて。

スタートした瞬間から、まさに文字通りの火花散る展開。

必死の様相の選手達、狭い間を縫って各チームの状況を実況しにいくスケとサクライ。僕らがちょこまかちょこまか動いて煽るから、選手はさぞ邪魔に思っただろう。ごめんよこっちも必死だったのさ。

沸点の高まりと共に会場の熱気も最高潮へ。

事前レクチャーが効いたのか、事前に運営が予想していたタイム13分を大幅に上回り、トップは7分で沸騰。その後も続々と湧きあがっていた。

更ける夜 〜焚火を囲んで〜

沸いたお湯で各自夕食タイム。
カップ麺、アルファ米、缶詰等と各自用意してきたものを調理する中、

山猿さん夫婦はエスニックなキャンプ飯をチョイス。最近の袋飯はバリエーション豊富。

運営側から焼き鳥、豚汁、飲み物サプライズ差し入れ!!

フライパンで自家製ベーコンを炙る、すのこさん。随所にあふれるギア愛とこだわりがビンビン伝わってきてました。

大変好評で、自身で起こした火で炙る焼き鳥は香ばしく、いつもの3倍は美味かったはず。

このファイアーサークルの存在は大きかった。


その後はキャンプ場中央のファイアーサークルを囲み、各自思い思いに親交を深めていく。はじめましての人たちばかりなのに話は尽きず、あっという間に夜は更けていった。

運営メンバーも参加者に混じってたくさん話をしていました。

第3種目 オリエンテーリング ~神出鬼没 移動ポイント~

2日目最初の種目は、MAPで指定されたエリアに設置されたチェックポイントを3時間以内に回り、ポイントの総合得点を競うオリエンテーリング。

スタート前に地図読みのレクチャーを実施。
全体レクチャー後、実際フィールドに設定したポイントを経験者とマンツーマンで回ることで、オリエンテーリング初心者からもとても分かりやすかったと評判だった。スケは進行準備で参加できなかったけど、かなり羨ましかった。次からはMCを複数名にして、自分も参加したいぞ。

優勝・入賞経験のある現役オリエンティアだとは知らずに聞いているパーゴ招待選手達。贅沢な時間だったのである。

レースではパーゴらしい仕掛けを用意。普通のオリエンテーリングにはない、「移動ポイント」をスタッフのサクライ・シンドウ2名が担当した。

この2名は常にMAP内を移動し続け、見つければ高得点ということで、各自が血眼になって探していたが、

完全に森と同化するサクライ。

隠密行動や素早さに長けているので、そうそう簡単には見つからない。

移動ポイントだけが取れなかったというペアも多く。普段のオリエンテーリング競技にはない要素として、経験者もそうでない人も楽しめる要素を創ることができた。唯一の誤算は、移動ポイントの担当シンドウが途中完全にロストしたことを除けば。(安心してください、すぐにサポートメンバーが競技に復帰させました)

第4種目 パック&ゴーホーム ~競技名に込めた想い~

前日使ったテント・シュラフ・マットをザックにパッキング後、キャンプサイトを半周してゴール順を競う。

パーゴワークスのコンセプトである、「パックアンドゴー(荷物を背負って外に出よう)」をギュッーっと濃縮した競技内容。

こちらは水道橋でアウトドアをコンセプトにしたカフェBASECAMPオーナー&キャンプ用具プロデュースもしてるA-SUKEさんのお宅。

開始前、審判サクライとMCスケが各テントサイトをチェック。本来競技の公平性を保つ為、シュラフ、マット、テントがしまわれていない状態であることを確認する場だったが、ギアセレクトのこだわりが随所に見えた為、アドリブで「お家探訪」に変更し2人が気になったギアについて物色&質問。これが選手の興味を引きいつのまにか「お家探訪ツアー」として全員で各テントを見て回る状態に。(かなり時間が押したよねごめんねタイムキーパー)

競技では、エアマット持ってきたチームは空気抜くのにすごく苦労していた模様。そらそうか(笑)

立川でトレイルランニングショップ「Trippers」を営む店長の朝長・池チーム。MCの無茶ぶりにも関わらず参加者に割引クーポンをくれた。

パッキングを完了した選手達がゴールになだれ込む中、荷物を落としたり、入れ忘れのあったチームはゴール地点から戻って回収。

飛び散る汗、飛び出るペグ。

アクシデントやハプニングが醍醐味となり競技を盛り上げた。

次回からはパッキングの美しさも芸術点として評価に入れたいと思う。

いずれの競技も、リスペクト込めて各選手のゴールは必ずみんなでお出迎え。
それぞれメインアクティビティが異なる参加者が、
パーゴワークスの製品でつながる機会だからこそ、
全員を称えあう場であってほしいという想いを込めて。最初こそマイクで呼び込んでたけど、後半はみんな自然とゴール前で待機してて嬉しかったなぁ。

社長のパイセン、ボブさんご夫婦。(後ろに隠れているが奥様がいる)今年スケと同じく信越五岳110㎞を走ることを知り意気投合。「今日から俺は本気出す!!」と豪語していた。

結果発表・閉会式

厳正なる集計の結果、
第0回総合優勝者が決定。

最終競技でペグを落としていなければ、順位が逆転していた程の接戦でした。
優勝とブービー賞受賞者に、テツさんから記念品を授与。

総合1・2位はオリエンティアの日本代表クラスチーム、3位にパーゴワークス招待選手が奮闘。テツさん楽しそう。

大きな事故・怪我無く無事に閉会・解散となりました。

ブービー賞のすのこさん&A-SUKEさんペア、戸塚夫婦ペアにも賞品授与。まさかのラッキーに喜ぶ2組。

本大会へ向けて

終わってみれば参加者の意識の高さと寛大な対応により、

第0回(プレイベント)ながら大いに盛り上がったと思う。

ラストは参加者・運営メンバーで記念撮影。いい顔してるよみんな!

大会後の参加者アンケートからも好意的な意見が多数。勿論、運営面での課題も頂いたので、本戦に向けて改善・準備をして臨みたい。

MCの課題としては、喋り叫び賑やかし過ぎて2日目から喉ガラガラ。
枯れない声を習得する為、YoutubeでMC講座を見始めている。

こんなに成功すると思ってなかったから、次はプレッシャーしかない(笑)
参加者、準備運営協力頂いたトータスの皆様、本当にありがとうございました。
秋の本戦であいましょう!!

※PMM Paago Mounting Marathonの略称だが、現時点ではまだ仮称。

※イベント準備・競技地図作成・当日運営については、NPO法人オリエンテーリングクラブ・トータスに協力頂きました。

※Instagramで#PMMFUJIMIと検索していただくと、当日の様子を見ることができます。

(文:スケ)

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